電産の優待改悪
情報処理システムを開発している電算ですが優待の変更を発表しました。
変更前は100株以上保有で1000円分の商品券、3年以上継続保有することで4000円分の商品券がもらえました。利回りが4倍になるので継続保有する価値がある銘柄でした。
変更後はというと、3年以上継続保有しないと優待がもらえず、もらえる優待の額面も半分になっています。すでに保有している人にとっても額面が少なくなるので改悪です。
加えて、3年以上の継続保有なのでこれから保有する方は4年我慢しないと優待がもらえないという厳しい条件になり、新規で保有を考える個人株主はだいぶ減るのではないでしょうか。わたしもよっぽどの高利回りの配当がない限り、3年も我慢できないので保有はしないですね。
未保有者からするとほぼ優待廃止と同義の厳しい条件ですね。スタンダードの上場維持条件の株主数を、3年以上継続保有している株主数でクリアしていて新規の個人株主の増加を抑制して経費を抑えるのかなと個人的に予想しました。
「新参者はいらねぇ!!」ってことでしょう。
2022年9月15日発表の優待変更
2年連続2度目の改悪
実は電算は2021年3月にも優待変更の案内をしていて、2年連続の改悪になります。
2021年3月以前は継続保有の制限なしに100株以上保有で4000円分の商品券がもらえる優待でしたが、3年未満の保有者には1000円分と額面が1/4になっています。
1度改悪すると2度目の改悪もすぐにくる例ですね。
2021年3月16日発表の優待変更
パルマは優待廃止
9月末権利確定で贈呈していたQUOカードの優待が、2022年9月権利確定分から廃止になりました。
権利確定直前に猶予期間なしの突然の廃止になります。
2021年9月権利確定分では、100株以上で1000円分、1000株以上保有で5000円分のQUOカードがもらえる優待銘柄で、10万円以下で取得できるQUOカード銘柄なだけあって残念です。