地銀系の株主優待
地方銀行は、低金利の長期化や地方の人口減により経営の厳しさが指摘されており、近年は合併などの再編が行われています。地銀によっては、本業の融資などの貸し出しや手数料での利益がマイナスになっており、不動産業をはじめとしたサブビジネスで支えているケースもあります。
地銀は経営のリスクはあるものの、配当利回りが高く優待を設定している銘柄もあり優待銘柄としては魅力があります。
地銀では地元の特産品を優待にすることが多いので、地元特産品を優待にしており5000円相当の優待がもらえる銘柄を厳選してみました。
ひろぎんホールディングス
銘柄 |
7337 ひろぎんホールディングス |
地元特産品取得株数 | 1000株 |
優待内容 | ギフトカード 地元特産品カタログギフト など |
株主優待の超人気銘柄から、優待の改悪により一変したひろぎんホールディングス。
広島を基盤とした地銀になり、優待は3月に1000株以上で地元特産品5000円相当の優待をもらえます。
1000株以上ですと60万円の投資が必要になります。
株主優待制度 | 株式情報 | 株主・投資家情報 | ひろぎんホールディングス
伊予銀行
銘柄 |
8385 伊予銀行 |
地元特産品取得株数 | 1000株 |
優待内容 | 愛媛県産品 |
伊予銀行は愛媛県を基盤とした地方銀行です。
100株以上で3月に優待品をもらえますが、1000株以上で愛媛県産品5000円相当がもらえます。
または、TSUBASAアライアンス共同企画特産品として、地方銀行5行(千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、東邦銀行、群馬銀行)の地元特産品をあつめたカタログから1つを選ぶことができます。
1000株以上ですと60万円以上の投資が必要です。
東邦銀行
銘柄 | 8346 東邦銀行 |
地元特産品取得株数 | 1000株 5年以上 |
優待内容 | 地元特産品 |
福島県を基盤にしていつ地銀です。
3月に1000株以上で5年以上保有している場合に5000円相当の地元特産品がもらえます。もしくは、5000株以上で1年以上保有で5000円相当の特産品がもらえます。
5年以上の継続保有の制限がありますが、1000株だと20万円程度で保有できるため、1年以上5年未満だと3000円相当の優待がもらえますので配当と優待をもらいながら気長に待つのがいいかと思います。
山陰合同銀行
銘柄 | 8381 山陰合同銀行 |
地元特産品取得株数 | 1000株 1年以上 |
優待内容 | 地元特産品 |
山陰を地盤とした銀行です。
1000株以上で1年以上保有の場合に、5000円相当の山陰両県(島根県、鳥取県)の特産品を含む株主優待商品を選択できます。
取得には68万の投資が必要ですが、1年未満でもギフトカードがもらえるので特産品をもらえるようになるまで我慢できますね。
百十四銀行
銘柄 | 8386 百十四銀行 |
地元特産品取得株数 | 500株 1年以上 |
優待内容 | 地元特産品 |
香川県を地盤にした銀行です。
3月に500株以上を1年以上継続保有することで5000円相当の地元香川県の特産品が掲載されているカタログから優待品を選択できます。
500株以上ですと85万円の投資が必要になりかなりの高額になりますが、配当も4%あるのでいいですね。